韓国旅行でおすすめしない時期は、2026年の旧正月・秋夕、日本の大型連休、真夏、真冬です。休業や交通混雑、料金、暑さ・寒さのうち、何を避けたいかで選ぶべき日程は変わります。
はじめての韓国旅行では、単に「安い月」を探すより、韓国の祝日、日本の連休、現地の気候を重ねて確認することが大切です。家族旅行や50代・シニアの方は、歩きやすさや移動の負担も含めて考えると安心できます。
2026年の韓国旅行でおすすめしない時期はいつ?
2026年の韓国旅行で特に注意したいのは、次の時期です。
おすすめしにくい時期 2026年の目安 主な理由 特に注意したい人
旧正月(ソルラル) 2月16日〜18日 帰省ラッシュ、休業、交通混雑 初心者、地方へ移動する人
秋夕(チュソク) 9月24日〜26日 帰省ラッシュ、店舗休業 市場や個人店を回りたい人
ゴールデンウィーク 4月末〜5月上旬 日本発の航空券・ホテルが混みやすい 費用を抑えたい人
夏休み・お盆 7月下旬〜8月中旬 旅行需要、猛暑、豪雨 家族、子ども連れ
年末年始 12月下旬〜1月上旬 混雑、宿泊費、厳しい寒さ 直前予約をする人
真夏 7月下旬〜8月 高温多湿、豪雨、台風 暑さが苦手な人
真冬 12月〜2月 寒波、積雪、路面凍結 50代・シニア、雪道が不安な人
韓国観光公社の公式観光情報では、2026年の旧正月休暇は2月16日から18日、秋夕休暇は9月24日から26日と案内されています。どちらも旧暦に基づくため、日付は毎年変わります。
一方、春や秋は気温が比較的穏やかで、街歩きの負担を抑えやすい季節です。
時期 向いている旅行 注意点
4月後半〜5月 街歩き、宮殿、カフェ巡り GWや週末は混みやすい
6月上旬 費用と気候のバランスを取りたい旅 梅雨入りの時期は年により変わる
10月〜11月前半 紅葉、屋外観光、家族旅行 秋夕やイベント日程を確認
冬の平日 買い物、グルメ、費用重視 防寒と路面凍結対策が必要
ただし、春と秋であれば必ず快適というわけではありません。桜や紅葉の時期、週末、大型イベントが重なると、ホテルや観光地が混雑することがあります。
「おすすめしない月」を一つ決めるより、祝日・曜日・気候が重なる日を避けるほうが、旅行の失敗を減らしやすくなります。
わたしが初心者の方におすすめしているのは、候補日を決めたあとに、次の3点を確認する方法です。
- 韓国の旧正月や秋夕と重なっていないか
- 日本の大型連休や夏休みと重なっていないか
- 暑さ、寒さ、大雨が負担にならないか
一度にすべて調べなくても大丈夫です。まずはこの3点だけ確認すると、候補日をかなり絞り込めます。
旧正月と秋夕はなぜおすすめしない?
韓国旅行初心者が特に注意したいのが、韓国の二大名節である旧正月(ソルラル)と秋夕(チュソク)です。
日本のお正月やお盆に近い帰省時期で、多くの人が故郷へ移動します。高速道路、KTX、高速バス、国内線の利用が集中し、通常より移動に時間がかかることがあります。
韓国観光公社も、旧正月と秋夕には多くの人が家族と過ごすため故郷へ移動すると案内しています。官公庁や銀行だけでなく、店舗の営業にも影響が出る時期です。
2026年の旧正月は2月16日から18日
2026年の旧正月当日は2月17日で、公式の連休は2月16日から18日です。韓国観光公社の旧正月旅行案内でも、この3日間が休暇期間として示されています。
旧正月の前後には、次のような影響が考えられます。
- KTXや高速バスの指定席が取りにくくなる
- ソウルから地方へ向かう道路が混雑する
- 個人経営の飲食店が休業する
- 伝統市場の一部店舗が休む
- 百貨店や大型店でも短縮営業や休業がある
- 観光施設の開館時間が通常と異なる
韓国観光公社は、2026年の旧正月期間について、百貨店、ショッピングモール、飲食店の一部が旧正月当日または連休中に休む一方、観光地周辺のコンビニや店舗は営業することが多いと案内しています。
つまり、「ソウル中の店がすべて閉まる」というわけではありません。
明洞や弘大などの観光エリアでは営業する飲食店やチェーン店もありますが、楽しみにしていた個人店や市場の店舗が休みになる可能性はあります。
2026年の秋夕は9月24日から26日
2026年の秋夕当日は9月25日で、公式の連休は9月24日から26日です。秋夕は旧暦8月15日を中心とする韓国の重要な伝統行事で、家族が集まり、祖先を敬う儀礼などを行います。
秋夕も旧正月と同じように、帰省する人が増えます。
特に注意したいのは、ソウルから釜山、慶州、全州、大邱などへ長距離移動する旅程です。KTXや高速バスが確保できなければ、その後のホテルや観光予定にも影響します。
ソウル市内だけで過ごす場合は、地方へ移動する旅行より影響を抑えやすいでしょう。
ただし、南大門市場や広蔵市場のような市場は、施設全体が一律の営業時間ではありません。例えば南大門市場は店舗によって営業時間や休業日が異なると韓国観光公社が案内しています。
大型商業施設、チェーン店、コンビニ、個人店では、休み方が異なります。
施設の種類 旧正月・秋夕の傾向
コンビニ 営業する店舗が比較的多い
観光地周辺のチェーン店 営業する場合がある
百貨店・大型モール 当日休業や短縮営業の場合がある
伝統市場 店舗ごとに営業状況が異なる
個人経営の飲食店 数日休む場合がある
宮殿・博物館 開館する施設もあるが特別時間に注意
公式の祝日案内では、宮殿、博物館、百貨店、娯楽施設などが開く場合もあるとされています。ただし、施設ごとに対応が違うため、行きたい場所の個別確認は必要です。
旧正月や秋夕には、伝統行事や特別イベントが行われることもあります。
文化体験を目的に訪れるなら魅力的な時期ですが、初めての韓国旅行で「有名店を巡りたい」「KTXで複数都市を回りたい」という人には、旅程調整の難易度が上がります。
わたしは、初めての旅行では、特別な行事の多さよりも、予定した食事と移動を無理なく実行できることを優先したほうが安心だと考えています。
台湾や香港などの都市旅行と比べても、韓国の旧正月・秋夕は国内の長距離移動が集中しやすいことが特徴です。ソウル市内の混雑だけを見るのではなく、国内交通全体への影響を考える必要があります。
ゴールデンウィーク・お盆・年末年始はなぜ高くなりやすい?
韓国の祝日だけでなく、日本から韓国へ行く人が増える時期にも注意が必要です。
ゴールデンウィーク、夏休み、お盆、年末年始は、日本発の航空券や人気エリアのホテルに予約が集まりやすくなります。
ただし、航空券が必ず通常の何倍になると一律には言えません。
料金は出発空港、航空会社、予約時期、便の時間、預け荷物の条件によって変わるため、「1.5倍」「2倍」といった数字だけを基準にしないほうが安心です。
ゴールデンウィークは航空券とホテルの選択肢が減りやすい
ゴールデンウィークは、日本から短期間で行ける韓国への旅行需要が高まりやすい時期です。
成田、羽田、関西、中部、福岡などの主要空港からソウルや釜山へ向かう便は、利用しやすい時間帯から埋まる可能性があります。
価格だけで便を選ぶと、韓国への到着が深夜になったり、日本への帰国が早朝になったりすることがあります。
初めての旅行では、航空券の安さだけでなく、次の条件も確認してください。
- 空港に到着する時間
- ホテルまで公共交通機関で移動できる時間か
- 預け荷物が料金に含まれているか
- 座席指定や変更に追加料金がかかるか
- 欠航や遅延時の変更条件
- 帰国日に余裕を持って空港へ行けるか
ホテルも、明洞、弘大、東大門、江南など、駅に近く移動しやすい施設から予約が入りやすくなります。
安い部屋がなくなったあとに探すと、宿泊費が上がるだけでなく、駅から遠いホテルや坂道の多い場所しか残っていないこともあります。
家族旅行や50代・シニアの旅行では、1泊あたりの料金差だけを見るより、駅までの距離や空港からの乗り換え回数を優先したほうが、現地での負担を減らせます。
夏休みとお盆は料金・混雑・暑さが重なる
7月下旬から8月中旬は、学生や家族旅行の需要が増えます。
特にお盆前後は、日本発の航空便とホテルが混みやすいうえ、韓国も暑さの厳しい時期です。
旅行費用の上昇だけであれば、予約を早めたり出発日をずらしたりして対応できます。
しかし、真夏は高温多湿、強い日差し、大雨、台風の可能性も重なるため、予算と体力の両方に負担がかかりやすい点が問題です。
小さな子どもを連れた家族旅行では、昼間の屋外観光を減らし、ホテルで休む時間を確保したほうが安心です。
50代・シニアの方も、観光地の数を増やすより、地下鉄の乗り換えや坂道が少ないコースを選ぶことが大切です。
年末年始は混雑と寒さの両方に注意
12月下旬から1月上旬は、イルミネーションや年越しイベントを目的に訪れる人が増えます。
明洞、大型ショッピング施設、展望台、繁華街などは華やかな雰囲気になりますが、人が集中しやすくなります。
人気ホテルは早い段階で予約が埋まり、直前になるほど、立地・価格・部屋の広さを自由に選びにくくなります。
さらに、年末年始のソウルは厳しい寒さになる可能性があります。
屋外イベントで長時間待つ場合は、通常の観光以上に防寒対策が必要です。地下鉄駅から近い場所でも、風が強い日には短い徒歩移動が大きな負担になります。
大型連休は「韓国旅行ができない時期」ではありません。
同じ2泊3日の旅行でも、料金、待ち時間、移動の疲れが増えやすい時期と考えるとわかりやすいでしょう。
わたしは、旅行初心者の方ほど、最安日を探し続けるよりも、到着時刻とホテル立地を含めた「無理なく動ける総額」で比較することが大切だと考えています。
航空券が数千円安くても、深夜到着でタクシーが必要になったり、駅から遠いホテルで毎日歩く距離が増えたりすれば、必ずしも負担の少ない旅行にはなりません。
韓国旅行で真夏をおすすめしない理由は?
7月下旬から8月の韓国は、暑さと湿度が厳しくなりやすい時期です。
韓国観光公社も、真夏は非常に暑く湿度が高くなる場合があり、台風や大雨の注意報を確認するよう旅行者に呼びかけています。
ソウル旅行では、景福宮、北村韓屋村、南山、広蔵市場、明洞などを歩いて巡ることが多くなります。
地図では近く見えても、実際には坂道、階段、地下鉄駅の長い通路があります。暑い日に複数の観光地を続けて回ると、想像以上に疲れることがあります。
6月下旬から7月は大雨に注意する
韓国では、初夏から夏にかけて雨の多い時期があります。
雨の降り方は年によって異なり、弱い雨が続く日もあれば、短時間に強く降る日もあります。
地下鉄やバスが通常どおり動いていても、駅から観光地まで歩くことが難しくなれば、予定を変更しなければなりません。
強い雨の日は、次の点に注意してください。
- 地下空間や低い道路の状況を確認する
- 川沿いや水辺へ近づかない
- 滑りやすい石畳や階段を避ける
- スーツケースや紙袋がぬれないようにする
- 航空会社と空港アクセスの運行情報を確認する
「折りたたみ傘があれば大丈夫」と思いやすいのですが、強い雨では靴やズボンまでぬれます。
滑りにくい靴、乾きやすい服、予備の靴下、荷物を包む袋があると安心です。家族旅行では、子どもの着替えも一組多めに入れておくと落ち着いて対応できます。
8月から9月は台風の進路を確認する
8月から9月は、台風が朝鮮半島や周辺海域へ近づく可能性があります。
台風の進路によっては、飛行機の遅延や欠航、空港バス、鉄道、船舶の運行変更が起こる場合があります。
特に済州島は飛行機や船による移動が中心になるため、悪天候の影響を受けると日程変更が必要になる可能性があります。
釜山も海沿いの観光地が多く、強風や高波の際には、海岸付近の予定を見直す必要があります。
台風シーズンに予約する場合は、旅行前に次の条件を確認しておきましょう。
- 航空券を変更できるか
- 欠航時に払い戻しを受けられるか
- ホテルの日程を変更できるか
- 追加宿泊が必要になった場合の予算
- 海外旅行保険の補償条件
- 帰国翌日に外せない予定がないか
ソウル・釜山・済州島では夏の負担が違う
同じ韓国でも、行き先によって旅行の難しさは変わります。
ソウルは地下鉄や地下街、大型商業施設を利用しやすいため、暑さや雨を避けながら移動できる場所があります。ただし、宮殿や韓屋村などの屋外観光は負担が大きくなります。
釜山は海辺の景色を楽しめる一方、海雲台や甘川文化村など、屋外を歩く観光では日差しや坂道への対策が必要です。
済州島は自然観光が中心になりやすく、雨や強風で予定が変わると、屋内の代替コースが限られる場合があります。レンタカーやタクシー移動の計画にも余裕が必要です。
真夏でも、百貨店、ショッピングモール、博物館、カフェなどを中心にすれば旅行は楽しめます。
ただし、冷房の効いた屋内と蒸し暑い屋外を何度も行き来すると、体が疲れやすくなります。薄手の羽織り、水分、帽子、日傘を用意し、1日の予定を詰め込みすぎないことが大切です。
韓国の夏には、冷麺、コングクス、パッピンスなど、暑い時期ならではの楽しみもあります。
そのため、「夏の韓国は行くべきではない」と一律に決める必要はありません。
暑さが苦手な人、屋外観光を中心にしたい人、予定変更が難しい人にはおすすめしにくいという整理が現実的です。
旅行相談で起こりやすい失敗は、観光地の数だけを見て、屋外にいる時間を計算していないことです。
真夏は「午前に屋外一つ、午後は屋内、夕方にもう一度街歩き」のように、暑い時間帯を避けて組み直すと負担を減らせます。
韓国旅行で真冬をおすすめしない理由は?
12月から2月の韓国、特にソウルでは、強い寒さや北風に注意が必要です。
韓国観光公社は、冬にはシベリア方面からの北風により厳しい寒さになるため、寒波に備えた服装を準備するよう案内しています。
旅行サイトに掲載されている月平均気温だけを見ると、「防寒すれば大丈夫」と感じるかもしれません。
しかし、実際の旅行では、風、朝晩の冷え込み、屋外で立ち止まる時間、路面の状態まで考える必要があります。
屋外観光を長く続けにくい
景福宮、昌徳宮、北村韓屋村、南山など、ソウルを代表する観光地には屋外を歩く場所が多くあります。
寒い日は、写真を撮るために数分立ち止まるだけでも体が冷えます。
冬の韓国旅行では、次のような準備が必要です。
- 厚手のダウンコート
- マフラーやネックウォーマー
- 帽子や耳を覆えるもの
- 手袋
- 保温性のある靴下
- 滑りにくく底の厚い靴
- 貼るカイロ
- 乾燥対策のリップクリームや保湿用品
50代・シニアの方は、寒さだけでなく、暖かい屋内と寒い屋外の急な温度差にも注意したいところです。
無理に薄着をせず、脱ぎ着しやすい服装にしておくと調整しやすくなります。
積雪や路面凍結で転倒しやすくなる
雪が降った日だけでなく、前日の雪や水分が朝に凍ることがあります。
韓国旅行では歩く距離が長くなりやすいため、雪道に慣れていない人は特に注意が必要です。
宮殿の石畳、地下鉄駅の階段、坂道、横断歩道の白線などは、ぬれたり凍ったりすると滑りやすくなります。
靴を選ぶときは、見た目だけでなく、靴底に溝があるか、足首が安定するかを確認してください。
路面凍結や降雪の影響で、バスやタクシーが遅れる場合もあります。
冬は空港への移動時間を短く見積もらず、通常より早めにホテルを出るほうが安心です。
ソウルと釜山では冬の感じ方が違う
ソウルは内陸にあり、冬の寒さが厳しくなりやすい地域です。
一方、韓国南東部の釜山はソウルより気温が高い日が多い傾向ですが、海沿いでは風が強く、体感的に寒く感じることがあります。
済州島も比較的温暖な地域として知られていますが、海風や天候の変化には注意が必要です。
「韓国の冬」とひとまとめにせず、訪れる都市の予報を見ることが大切です。
冬は安いことがあるが連休は別
冬は旅行需要が落ち着き、航空券やホテルを比較しやすい日があります。
ただし、年末年始や旧正月は需要が増えるため、「冬ならいつでも安い」とは限りません。
同じ2月でも、2026年の旧正月である2月16日から18日と、その前後の週では、交通や店舗営業の状況が変わる可能性があります。
冬の費用を抑えたい場合は、年末年始と旧正月を外し、平日を含む複数の日程で料金を比べるのが現実的です。
わたしは、初めての韓国旅行で冬を選ぶなら、屋外観光を1日に一つか二つに絞ることをおすすめします。
宮殿を見たあとに地下街や百貨店へ移動し、カフェで休憩するなど、暖かい場所を間に入れる旅程なら、寒さを我慢し続けずに済みます。
「せっかく来たから全部回ろう」と予定を詰めるより、早めにホテルへ戻れる余白を残すほうが、家族旅行やシニア旅行では満足度を保ちやすいと考えています。
黄砂や三・一節、光復節は避けるべき?
季節や大型連休以外にも、「この時期は韓国旅行を避けたほうがよいのでは」と不安になることがあります。
代表的なのが、春の黄砂と、韓国の歴史に関係する記念日です。
春は黄砂や大気の状態を確認する
春は気温が穏やかで、韓国旅行に向いている時期です。
一方、日によっては黄砂や微小粒子状物質の影響を受けることがあります。
目や喉に違和感が出やすい人、ほこりに敏感な人は、出発前と滞在中に大気情報を確認してください。
ただし、3月や4月が毎日悪い状態になるわけではありません。
数値が高い日だけマスクを着け、宮殿や公園を翌日に回し、博物館や商業施設を先に訪れるなど、順番を変える方法があります。
春の韓国旅行を最初から諦めるのではなく、屋内と屋外の予定を入れ替えられるようにしておくことが大切です。
三・一節は3月1日、光復節は8月15日
韓国には歴史的に重要な祝日があります。
三・一節は3月1日、光復節は8月15日です。2026年の光復節は土曜日に当たり、8月17日が振替休日として案内されています。
三・一節は1919年の独立運動を記念する日で、光復節は1945年の解放を記念する日です。
これらの日だから、日本人旅行者が韓国全土で観光できないという意味ではありません。
ただし、記念式典や集会が行われる可能性はあります。
外務省の海外安全情報では、三・一節の前後に各地域でデモや集会が予想される場合があるとして、現地の安全情報を掲載しています。
集会を見かけた場合は、次の行動を心がけましょう。
- 興味本位で近づかない
- 立ち止まって撮影しない
- 人が増えてきたら別の道へ移動する
- 警察や交通機関の案内に従う
- 外務省や在韓国日本国大使館の情報を確認する
歴史的な背景を軽く扱わず、現地の人にとって大切な日であることを理解して行動することも必要です。
「記念日だから危険」と一括りにするのではなく、現在の安全情報と、訪れる場所の状況を見て判断してください。
不安が強く、初めての海外旅行で落ち着いて過ごしたい場合は、日程を数日ずらすことも選択肢です。
わたしは、安全面の判断では、過去に何が起きたかだけでなく、旅行直前にどのような注意情報が出ているかを見ることが重要だと考えています。
古いニュースだけを読んで不安を大きくするより、外務省、在韓国日本国大使館、現地交通機関の新しい案内を確認するほうが、具体的な行動を決めやすくなります。
おすすめしない時期を避けるなら何月がよい?
気候の穏やかさと歩きやすさを重視するなら、一般的には4月後半から5月、10月から11月前半が候補です。
春は花や新緑、秋は紅葉を楽しみやすく、ソウルの宮殿や街歩きにも向いています。
韓国観光公社が掲載した2026年の桜開花予想では、済州島と釜山が3月25日ごろ、ソウルが4月3日ごろとされていました。ただし、実際の開花日は天候によって変わると注意書きがあります。
旅行時期は、次のように目的から選ぶと整理しやすくなります。
- 歩きやすさ重視:4月後半〜5月、10月〜11月前半
- 費用重視:年末年始と旧正月を外した冬の平日
- 混雑回避重視:日本と韓国の大型連休を外した平日
- 雨を避けたい:初夏から夏の雨季を外す
- 台風を避けたい:8月〜9月を避けるか直前予報を確認する
- 家族・シニア旅行:暑さと寒さが穏やかな春か秋
- 買い物・グルメ中心:真夏や真冬でも屋内中心なら候補になる
6月上旬も、雨の多い時期に入る前であれば、比較的旅行しやすいことがあります。
ただし、雨季の始まりや降水量は毎年同じではありません。数か月前には大まかな季節傾向を見て、旅行の1週間前から最新の天気予報を確認してください。
秋も同じです。
2026年は秋夕が9月24日から26日にあるため、9月下旬の旅行では店舗営業や国内交通への影響を確認する必要があります。
ここで大切なのは、月だけで判断しないことです。
同じ10月でも、週末や大型イベントと重なれば混雑します。同じ2月でも、旧正月から離れた平日なら、交通や店舗への影響を抑えやすくなります。
月よりも、祝日・曜日・都市・天候の四つを重ねて見ることが、韓国旅行の時期選びでは重要です。
美紗が考える失敗しにくい日程の選び方
わたしは、韓国旅行の日程を選ぶとき、「一番安い日」より、予定を大きく変えずに楽しめる日を優先することが大切だと考えています。
航空券が少し安くても、大雨で屋外観光ができなかったり、行きたかった個人店が休みだったりすれば、旅行の満足度は下がることがあります。
反対に、少し料金が高くても、気候が穏やかで、移動しやすい時間の便と駅近のホテルを選べれば、初めての旅行では安心につながります。
旅行計画では、次の順番で候補日を比べると整理しやすくなります。
1. 韓国の旧正月と秋夕を確認する
2. 日本の大型連休を確認する
3. 行き先の気候を確認する
4. 航空便の到着・出発時刻を見る
5. ホテルの立地とキャンセル条件を見る
6. 屋外観光と屋内観光の割合を決める
特に家族旅行、50代・シニアの旅行では、次の項目も確認してください。
- 空港到着が深夜にならないか
- ホテルが駅やバス停から近いか
- 坂道や階段が多くないか
- 地下鉄の乗り換えが複雑すぎないか
- 1日に歩く距離が長すぎないか
- 暑さや寒さを避けて休める場所があるか
- 欠航時に変更できる予約か
- 現地の祝日で休業する店がないか
韓国は日本から近く、週末でも行きやすい海外旅行先です。
それでも、国内旅行とまったく同じではありません。航空便が遅れたとき、店が閉まっていたとき、急な雨が降ったときに、予定を一つ減らせる余裕があると安心です。
また、韓国観光公社は、近年の気候変動により過去とは異なる天候が見られるため、旅行中もリアルタイムの気象情報を確認するよう案内しています。
数年前の平均気温だけで服装や旅程を決めるのではなく、確認を段階に分けましょう。
- 予約前:祝日、連休、季節の特徴を確認
- 1か月前:ホテル、航空券、変更条件を再確認
- 1週間前:天気、気温、台風情報を確認
- 前日:航空会社、空港鉄道、現地交通を確認
- 滞在中:気象警報や集会情報を必要に応じて確認
この順番なら、最初から大量の情報を調べる必要はありません。
「おすすめしない時期」という言葉を見ると、韓国旅行そのものが難しいように感じるかもしれません。
けれども、避けたい理由がわかれば、日程を数日ずらす、屋内中心にする、都市間移動を減らすなど、対応できることはたくさんあります。
韓国旅行は、慣れている人だけのものではありません。
自分の体力、予算、旅行目的に合う時期を選ぶことが、安心して楽しむための第一歩です。
韓国旅行でおすすめしない時期のまとめ
2026年の韓国旅行で特に注意したいのは、2月16日から18日の旧正月、9月24日から26日の秋夕、日本の大型連休、真夏、真冬です。
旧正月と秋夕は、韓国国内の帰省移動が集中し、KTXや高速バスの予約、個人店や市場の営業に影響が出る可能性があります。
ゴールデンウィーク、夏休み、お盆、年末年始は、日本からの旅行需要が増え、利用しやすい航空便や駅近ホテルを選びにくくなることがあります。
7月下旬から8月は高温多湿、大雨、台風に注意が必要です。12月から2月は寒波、積雪、路面凍結によって屋外観光や移動の負担が増えます。
ただし、どの時期にも楽しみ方はあります。
夏なら百貨店や博物館、カフェを中心にし、冬なら地下街やグルメを組み合わせるなど、目的に合わせれば無理のない旅行計画を立てられます。
初めての方、家族旅行、50代・シニアの方は、極端な暑さや寒さを避けやすい4月後半から5月、10月から11月前半を候補にすると計画しやすいでしょう。
一度に全部決めなくても大丈夫です。
まずは出発候補日が、2026年の旧正月や秋夕、日本の大型連休と重なっていないかを確認するところから始めてみてください。
よくある質問
2026年の韓国旅行で避けたい連休はいつですか?
旧正月の公式連休は2026年2月16日から18日、秋夕の公式連休は9月24日から26日です。前後の日も帰省移動や店舗営業に影響する可能性があるため、地方へ移動する場合は余裕を持って計画しましょう。
韓国旅行に行かないほうがよい月は何月ですか?
一律に行かないほうがよい月はありません。ただし、街歩きが目的なら7月下旬から8月の暑い時期と、12月から2月の寒い時期は負担が増えます。月だけでなく、旧正月、秋夕、日本の連休との重なりも確認してください。
初めての韓国旅行は何月がおすすめですか?
歩きやすさを重視するなら、4月後半から5月、10月から11月前半が候補です。ただし、ゴールデンウィーク、秋夕、週末、大型イベントと重なる日は混雑する可能性があります。
旧正月や秋夕でも明洞の店は営業していますか?
観光地周辺のコンビニやチェーン店は営業する場合がありますが、個人店、百貨店、伝統市場の店舗は休業や短縮営業になることがあります。行きたい店が決まっている場合は、公式SNSや店舗案内を直前に確認すると安心です。
三・一節や光復節は日本人旅行者も観光できますか?
祝日であることだけを理由に韓国全土で観光できなくなるわけではありません。ただし、記念式典や集会が行われる可能性があるため、人が集まっている場所には近づかず、外務省や現地公館の最新情報を確認してください。
情報ソースについて
この記事では、韓国観光公社「VISITKOREA」が公表している2026年の祝日情報、旧正月旅行案内、韓国の気候に関する旅行者向け案内、店舗営業時間の基礎情報を確認しています。また、歴史的な記念日前後の安全面については、外務省海外安全ホームページおよび在韓国日本国大使館・総領事館から発信される注意情報を参考にしました。祝日、天気、店舗営業、交通機関の運行状況は変更される場合があります。航空券やホテルを予約する前、旅行の1週間前、出発前日のそれぞれで、韓国観光公社、航空会社、宿泊施設、韓国気象庁、外務省などの最新情報をご確認ください。
この記事を書いた人:美紗
韓国旅行初心者をやさしく案内する運営者・編集責任者。初めて韓国へ行く人、主婦、家族、50代・シニアに向けて、準備の順番、持ち物、行き先選びをわかりやすく整理しています。「何から準備すればいいかわからない」という不安を、ひとつずつ安心に変える記事づくりを大切にしています。


